【農家が実践する家庭菜園】キャベツの種まきと育苗方法を解説【タキイ キャベツ・春波】
キャベツの種まきと育苗方法を解説します。
今回、選んだ品種はタキイから販売されている、良質系キャベツ「キャベツ・春波」という品種です。
「キャベツ・春波」を選んだポイント
- 極早生、晩抽性、低温肥大と栽培が容易
- 葉質がやわらかく、ジューシーであるという食味
2点から簡単そうで、美味しそうと判断しました。
「キャベツ・春波」の発芽適温、育苗適温、発芽日数
発芽適温:15〜30℃
育苗適温:15〜20℃
発芽日数:4〜6日
一般的な野菜の種子にいえることですが、発芽適温は育苗適温より高めです。
寒い時期に種をまく時には必ず温床を使いましょう。
「キャベツ・春波」の種まきと育苗方法
キャベツの種はポットかセルトレイに種まきをしていきます。
今回は温床のスペースが限られているので、ブロッコリーとロメインレタスと一緒にセルトレイに種まきをします。
セルトレイで発芽させ、育苗段階でポットに移植しようと考えています。
十分に吸水させた育苗用の土壌にコート種子1粒を1つの穴(深さ1cmほど)にまきました。
本来は1つの穴に1粒ではなく1つの穴に対して2、3粒まいて、本葉が2枚くらいで間引きをして、1本立ちさせてください。(コート種子は高いのでケチりました)
種をまいたら薄く覆土していきます。
覆土したあとにもう一度、吸水させ、セルトレイの上にビニールを被せ、温床の中で発芽を待ちます。
今日種をまいたので、出芽次第、追記していこうかと思います。
まとめ
「キャベツ・春波」は栽培が簡単で美味しい
発芽適温15〜30℃のため温床が必要
売れる野菜2019を特集『農業ビジネス veggie vol.24 冬号』を読みました。
ここ最近の年初に発売する農業ビジネスは「売れる野菜」特集があります。
今年、売れる野菜が気になるので去年に引き続き、今年も買いました。
ちなみに過去にvol.23も買って読んでいます。
農業ビジネス ベジ(veggie) vol.24 (売れる野菜 儲かる農業 IoTにも強くなる)
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2019/01/22
- メディア: ムック
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『農業ビジネス veggie vol.24 冬号』特集 売れる野菜2019
売れる野菜についての特集は
- 大都市圏の野菜の売り方と野菜のニーズ
- 注目の野菜・果物カラーカタログ
という2つの切り口でまとめてくれています。
大都市圏のスーパーがどのような取り扱いをしてくれているか?が3ケース紹介されていて、売り方のヒントになりそうな情報が手には入ってよかったです。
注目の野菜・果物カラーカタログは見開き6ページと凄いボリュームです。
ジャンル分けされているので、いろいろな農業に対応しているのもよかったです。
農業ビジネス ベジ(veggie) vol.24 (売れる野菜 儲かる農業 IoTにも強くなる)
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2019/01/22
- メディア: ムック
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『農業ビジネス veggie vol.24 冬号』新商品情報
新商品情報紹介のページににとても欲しいものが載っていたので紹介します。
この「おんどとり」は温度、湿度を計測、記録してくれるデータロガーです。
データは無線LANでクラウドに保存してくれますし、Bluetooth通信機能でスマホとつなげることも可能です。
価格は26,784円です。
環境制御システムを導入するとなるとコストが気になるところですが、積算温度などの計算はこのデータロガーがあればできるんですよね。
今年頑張って買いたいです。
まとめ
『農業ビジネス veggie 2019 vol.24 冬号』の売れる野菜2019は読み応えあって良かったです。
他にも「消費増税&軽減税率で何が変わる?」と題してQ&A方式に税制の解説などがあって充実の内容でした。
興味のある方は是非購入して読んでみて下さい。
農業ビジネス ベジ(veggie) vol.24 (売れる野菜 儲かる農業 IoTにも強くなる)
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2019/01/22
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『アグリサーチャー』がLINEに対応!使用方法を解説(画像あり)【農林水産省】
農林水産省が提供する「農林水産『見える化』シリーズ」(まるみえアグリ)の1つで最新の研究結果と研究者の連絡先を簡単に検索できる『アグリサーチャー』というサービスがLINEに対応したとのことだったので、早速使ってみました。
『アグリサーチャー』とは?
アグリサーチャーは、最新の研究成果と研究者の連絡先を簡単に検索できる情報公開(Web)システムです。
是非、興味のある成果・技術を探して研究者に相談するなど、本システムを生産現場の問題解決にご活用ください!
『アグリサーチャー』のLINEの使用方法
まずは友達検索から『アグリサーチャー』と検索します。
この女の子のアイコンが『アグリサーチャー』のアイコンなので間違わずに友達登録してください。
友達になったらメッセージを開いてください。
「検索する」をタッチすると次の画面に進みます。
今回は「フリーワード検索」をしてみることにします。
「文字入力」に進み、試しに「ほうれんそう」と入力してみました。
すると画像のように検索結果が出てきます。
まとめ
このようにLINEで簡単に農業の最新情報を調べることができます。
農林水産省が提供しているサービスですので、安心して使うことが出来ますね。
わかる! LINE をすぐに使いこなせる本2018-2019最新版 (コアムックシリーズ)
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: ムック
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【書籍紹介】『データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい』松本健太郎著 ゆとり教育を受けた人が読むべき1冊
『データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい』松本健太郎著を読みました。
副題は2ちゃんねるの元管理人ひろゆき氏の「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という発言のパロディですね、懐かしいです。
この本自体は発売されてすぐにAmazonで購入していたのですが、仕事や、積読本が多く、やっと読むことが出来ました。
データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい
- 作者: 松本健太郎
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2018/09/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
どんな本か?
各章ごとにニュースや身近な話題を用いてデータサイエンスの基礎をケーススタディーできる構成になっています。
どんな人におすすめか?
この本は「ゆとり教育」によって資料の活用*1が義務教育の学習指導要領から外れた20代の世代(私もです)に読んで欲しいと強く思いました。
完全なる主観(認知バイアスかも知れません)ですが、ゆとり世代は「資料の活用」というデータを扱う基礎が義務教育から除外され、高校の学習指導要領になってしまったことで丁寧な教育を受けられていない可能性が考えられます。
「資料の活用」を学習してこなかったゆとり世代は「平均値」「中央値」「最頻値」などの違いを習うことなく、分からないまま大人になった世代ではないか?と。
この本の5章「経済大国・日本はなぜ貧困大国とも言われるのか」では平均値と中央値の違いをわかりやすく解説してくれています。
義務教育で基礎を習わなかった場合でも、身近な問題を具体的に取り上げて説明されると理解がしやすいので、ゆとり教育を受けた大人にこそ読まれる本だなと思いました。
特に良かったところ
上記の5章はもちろんのこと、0章ではバイアスだらけの私たちにリテラシーを持つことの大切さであったり、データサイエンスの仕事は3つの型「課題発見型」「課題解決型」「結果検証型」からなる「分析」であり、いずれも「目的設定」が大事であるなどといったデータサイエンスの「超」基本について触れられていて勉強になりました。
また2章ではメディアごとの内閣支持率のズレや開票段階で当確がでる選挙といった内容を例に「母集団と標本のルール(お作法)」について解説してくれています。
他にもアベノミクスで景気が良くなったのか、人手不足なのにどうして給料が増えないのか、若者の○○離れは正しいのか…などといった興味深い内容を章ごとに分析し、解説してくれていて楽しみながらデータサイエンスの基礎に触れることができるはずです。
まとめ
身近なネタを使って、データサイエンスという一般的には難しそうと思われる分野の門を開いてくれる本でした。
ゆとり教育を受けたことで、マウンティングされがちな世代のあなた、この本の内容を元ネタに雑談してみてください。きっと評価が変わるはずです(笑)
これからも読んだ本はつたない文章ではありますがアウトプットしていきたいと思っています。加えておすすめの本などありましたら、教えていただけると嬉しいです。
データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい (毎日新聞出版)
- 作者: 松本健太郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
*1:現在の中学数学の学習指導要領では「資料の活用」が復活してます。
ホウレンソウ萎凋病対策にソルガムで還元消毒。米ぬかの代替資材として期待。
1月15日の日本農業新聞にソルガムを使った還元消毒がホウレンソウ萎凋病に効果があるとの記事が載っていました。
奈良県農業研究開発センターがリリースした情報だということなのでググってみたところpdfファイルがあったので貼っておきます。
出典:奈良県農業研究開発センターニュース No.154号
ホウレンソウ萎凋病とは?
そもそもホウレンソウ萎凋病とはフザリウム属菌が原因でおこる病気です。
幼苗期から収穫期間際まで現れて、枯死させるやっかいな病徴です。
特に夏期から初秋にかけての高温下(25℃~28℃)での発生が多いです。
詳しくはこのサイトを参考にして下さい。
米ぬかの代替資材としてソルガムを使った土壌還元消毒方法
pdfを見ていただければ済む話なのですが、土壌消毒の方法を軽く記述しておきます。
米ぬかを使った還元消毒は以前から有名で、実際に行ってる農家も多いかと思います。
ただ記事によると米ぬかが安定的に入手できない時期があるらしく、その代替資材としてソルガムを用いた試験が行われたみたいです。
土壌還元消毒方法
5月に播種したソルガムを7月に刈り取りし、圃場にすき込み(10a当たり3トン)
湛水状態にして、フィルムで密閉。
3週間放置することで土壌還元消毒が完了。
従来の土壌還元消毒の有機資材を米ぬかからソルガムに変えるだけなので導入しやすそうですね。
また農業新聞の記事にも書いてあったのですが、ソルガムは緑肥効果も期待できるので一石二鳥といえます。
ソルガムのメーカー別品種一覧
ソルガムって言われても注文する時に品種が分からん!って人向けに各メーカー別の一般的なソルガムの品種を書き出しておきます。
雪印種苗 つちたろう
ホクレン カウパウ
タキイ 緑肥用ソルゴー(試験に用いられたのはこの品種)
カネコ種苗 元気ソルゴー
まとめ
米ぬかの代わりにソルガムを使うといったアイデアは緑肥効果も見込めるので、試してみたいです。
ただ露地で育てたソルガムを運搬する作業が大変そうなので、ハウス内で育てる技術を確立していただけると助かります。
緑肥に興味が湧いた方はこちらの本おすすめです。
ソルガムのメーカー別品種を書く時に参考にさせていただきました。
【日経トレンディ2019年ヒット予想1位】ワークマンのライバル!?デカトロンで農作業用に990円のフリースを購入
2018年はワークマンがめちゃくちゃ流行りましたね。
高機能でコスパがいい、ワークマン女子なんていう言葉もテレビで報道されていました。
残念ながら、私の住む地域にはワークマンがありません。
ですので、プロノやホーマックで農作業に使う消耗品を買ったりしています。(ワークマンのECサイトだと売り切れ状態が多い…)
ワークマン難民の日々が続く中、日経トレンディが毎年発表するヒット予測という記事を読みました。
記事でのヒット予測1位はデカトロンとワークマンプラス。
ワークマンプラスはワークマンが運営する「一般向け業態」とのことですが、デカトロンの存在は知りませんでした。
[ザ・ノース・フェイス]マウンテンバーサグリッドジャケット Mountain Versa Grid Jacket メンズ ブラック 日本 L (日本サイズL相当)
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- メディア: ウェア&シューズ
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デカトロンとは?
フランス生まれで、世界に1500店を展開するスポーツ用品店「デカトロン」。純粋な小売り業態として創業したが、今や扱う商品の大半が自社製品で、その売り上げ規模は世界で120億ユーロ以上。事実上、「世界最大のスポーツ用品メーカー」だ。1号店は阪急西宮ガーデンズ(兵庫県西宮市)に出店することが発表されている。
デカトロンの強みもコスパだ。ひっそりと日本でも営業を始めているECサイトでは、ハイキング用の耐摩耗性の高いバックパック(350円)や初級者向けの硬式テニスラケット(990円)など、極端な安さの商品が目白押し。グローバルでの生産量が圧倒的なのに加えて、「宣伝にお金をかけない」(デカトロンジャパン)方針を徹底していることが大きいという。同社は「あくまでうちはスポーツ用品店」と強調するが、例えば防水性と通気性、耐久性に優れた「セーリングウォータープルーフジャケット」(4290円)など、タウンユースに向きそうな高コスパ商品は豊富にある。
1500店舗もある世界最大のスポーツ用品メーカーらしいです。
そしてバックパックが350円?え?欲しい?
デカトロンのオンラインショップで990円のフリースを購入
デカトロンをGoogleで検索してみると日本語対応公式オンラインショップがあることが分かりました。
デカトロンのオンラインストアを見て思ったことがとにかく安い。
こんなにバックパックも本当に350円のものがあります。
こんなに安くて大丈夫なの?と思ってしまうほどです。
たくさんの安い商品の中、私が目をつけたモノがあります。
それは990円のフリースです。
北海道の冬は寒いのです。
外で作業する時はしっかりと防寒がしたいと思っていたところに990円と激安です。
作業着以外にも今年から始めたスノーボードのインナーにも使えるデザインです。
また嬉しいことに送料無料キャンペーン中です。
ここまでくると買うしかないと思い、即ポチりました*1
デカトロン 990円フリースの特徴
デカトロンで購入したフリースが届きました。
公式サイトから引用すると次のような特徴です。
保温性
エコデザイン、裏表ともに起毛加工のマイクロフリース
ハイネック、ハーフジップ
通気性
ポリエステル製ニット
体から発生する湿気を外へ発散(RET値= 7.5)
軽量
L サイズでわずか 286 g
密度 200 g/sqm のマイクロフリース
デカトロン 990円フリースを実際に着用した感想
まず保温性はかなりあります。
汗をかく作業をしたところ、通気性も十分だと感じました。
また軽さですが、かなり軽いです。
このフリースを買うまではスウェットを着て作業していたので、かなり軽くなってよかったです。
しかし、残念なポイントが1つだけあります。
公式オンラインショップのレビューにもあるように、ヨーロッパサイズなので若干袖が長いです…
私の腕が短い可能性もありますが、日本人よりヨーロッパ人のほうが腕が長そう?なので少し長い可能性があります。
私の場合袖を少し折り返して使っています。特に問題は感じていないのですが、嫌な人は嫌だと思うので気をつけて下さい。
まとめ
今回はデカトロンのフリースを購入しました。
公式オンラインショップも使いやすく、送料無料も良かったです。
実際に商品を使ってみたところ、とても良かったので、もう1着買い増そうかと思っています。
農作業以外にもアウトドアや、スポーツが好きな人におすすめできる商品がたくさんあったので、1度オンラインショップを見てみてください。
*1:ポチるとはインターネットで購入すること
【もりのしいたけ農園】栽培14日目 干ししいたけと菌床ブロック
昨日、干ししいたけを室内の天日干した結果です。
あわせて休養させる菌床ブロックの様子もアップします。
しいたけ栽培14日目 干ししいたけと菌床ブロックの様子
干ししいたけができた
まずは昨日の状態です。
採れたてのしいたけを並べた状態なので水分が十分にある状態です。
そしてこちらが今日の状態。
1日干しただけでこんなにも乾燥しました。
一回り小さくなった様子で触った感じも乾燥しているのがわかります。
並べて天日干しするだけで簡単に干ししいたけが作れます。
『もりのしいたけ農園』を購入して育てたしいたけが食べきれなくても干ししいたけにすればよいので余すことはありません。
きのこ 栽培 しいたけ しいたけ栽培キット【もりのしいたけ農園】 自由研究や子供の食育に!【送料無料】
- ジャンル: 花・ガーデン・DIY > ガーデニング > 種子 > 種子(栽培セット)
- ショップ: 森のきのこ倶楽部
- 価格: 1,280円
休養させる菌床ブロックの様子
次に休養中の菌床ブロックです。
しいたけがたくさん採れたあとなんで2回目の栽培でどのくらい採れるのか分かりませんが、全てを刈り取って、2週間程度こまめに霧吹きで湿らせながら放置します。
2週間くらい経過するとあたらしいしいたけが出てくるみたいなので楽しみです。
まとめ
採れすぎたしいたけも簡単に干ししいたけにできるので無駄にならない。
1度収穫を終えた菌床ブロックは2週間休ませることで2回目のしいたけ栽培ができるらしい。
引き続き、しいたけ栽培していきたいと思います。