『農業ビジネス veggie 2018年vol23 秋号』を読みました。
農業についての雑誌は気になるものをピックアップして買うことにしています。
今回は農業ビジネスveggieという雑誌を買った読みました。
農業ビジネスVeggie(vol.23(2018 AUT) 儲かるブルーベリー大研究地域力で農をパワーアップ (イカロスMOOK)
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 産業 > 農業・畜産業
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,620円
農業ビジネス veggie 2018年vol23 秋号 主な特集は3つ
- 儲かるブルーベリー大研究
- 地域力で農をパワーアップ
- 野菜を売るにはスマホが便利
儲かるブルーベリー大研究
まずブルーベリーの品種選びのポイントを解説してくれてました。
3系統(ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ラビットアイ)から30品種くらい写真付きで特徴を解説してくれています。
また各系統の適地、休眠時間、樹勢、収量など特徴も表でわかりやすくまとめてくれています。
さらに、畔柳茂樹さん*1への取材記事もあり、ブルーベリーに興味がある人にはとってもいい特集だと思います。
畔柳茂樹さんの著書は以前読んだことがありますが、ブルーベリーの観光農園を経営し、夏の60日の営業で年収2000万円稼ぎ出すというカリスマです。
そんな畔柳さんの著書でも語られていた秘訣がわかりやすく5つにまとめられていました。
地域力で農をパワーアップ
宮崎県で「こゆ財団」が行っている「ライチ」や「お茶」の販売や加工といった事例が具体的に掲載されています。
JAや市場とは別のチャネルで売るヒントになりそうな記事で勉強になりました。
また熊本県の山鹿市で取り組まれている「やまがシルク」と「菊鹿ワイナリー」の事例も掲載されています。
民間企業を行政がどのようにバックアップしているか?などが分かる内容でした。
野菜を売るにはスマホが便利
この特集では独自のECサイトを作るのではなく、スマホだけで売買が完結する「フリマアプリ」を使っている生産者の事例が具体的に解説されています。
ECは初期投資や手数料がかかることから、気軽に挑戦することが難しかったのですが、フリマアプリで野菜を売る場合には取引手数料のみで始められるため、気軽に出品することができるなどといったメリットが解説されています。
主なフリマアプリの紹介もされており、CMでもお馴染みのメルカリ以外にも何件か紹介されていますので、フリマアプリを使ったことがない、全く情報がないという人にはおすすめの記事でした。
また消費者がこの雑誌を手に取ることは少ないかと思いますが、この記事を読んでくれてメルカリでも野菜が買えるんだ!と思ってくれたら嬉しいですね。
個人的に気になった記事
国産トリュフ栽培の可能性について特集した記事が個人的に気になりました。
海外で採れるイメージだったので、日本で試験栽培が始まったということはまた新しいビジネスチャンスになりそうだと思いました。
トリュフ、育てられたらいいなあ。
まとめ
今回の「農業ビジネス veggie」はブルーベリーに興味がある人は絶対に買いの号でした。
またフリマアプリの基礎的な知識も載っているので、メルカリなどで野菜を売ってみたい!と思っている人にもおすすめですね。