『稼げる!新農業ビジネスの始め方』を読みました。

今年から働き始めたため、農業ビジネスについては学んでいる最中です。

読書量はまだまだ足りてないのですが、今回読んだ『稼げる!新農業ビジネスの始め方』は農業をビジネスとして考えている人は必読と言っていいくらいの本でした。

 

稼げる! 新農業ビジネスの始め方

稼げる! 新農業ビジネスの始め方

 

 

感想

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この本は、現在農業に携わっていない人、一般企業でビジネスをしている人へ書かれていて、新農業ビジネスに参入するチャンスがあるということを示してくれています。

 

第1章では既に稼いでいるモデルケースを紹介しながら、日本の農業の過去、現在、そして今後どうあるべきかを説明してくれています。

第2章では著者の経歴、エピソードが書かれており、農家出身だった著者がどのように現在のコンサルタント業を行うようになったかが分かります。

そしてこの本のは第3章からだと思っています。

新農業ビジネスを始めるためには農業会社に勤めて起業準備するといった具体的な内容が書かれており、起業までに勉強しておくことを9条にまとめて紹介してくれています。

第4章では農業起業して1億を売り上げて、年収を1000万にする方法を具体的に7つの達成方法として紹介してくれています。

 

これから新農業ビジネスを始めて年収1000万円儲けたいと考えてる人は第4章を必ず読むべきと言えるほど方法論としてよかったです。

第5章は第4章から次のステップとして農業コンサルタントをめざすといった内容です。

この章での余ったトマトをすりつぶして作ったトマトジュースが実は誰も欲しがっていない商品、プロダクトアウトの考え方であって、それを6次産業だと勘違いしてるといった内容はかなり共感できました。

まとめ

この本に書かれている内容と、現在私が行っている農業の内容は全く違います。

本では最低10人を雇用して大規模での経営をする方法がわかりやすく解説されていますが、私の場合は家族の小さい農業です。

今後の時代の流れを考えるとこのままでいいのかと考えることもあり、とても参考になりました。

ただ人手不足の世の中で実際に10人を雇用できるか、融資を受けて返済できるか?と思うこともあり、もっともっと勉強しなければいけないと感じました。

 

稼げる! 新農業ビジネスの始め方

稼げる! 新農業ビジネスの始め方